- 解決できる悩み
- 仕事を辞めたらどうなるのか
- 実際に仕事を辞めた人の話を聞きたい
- 仕事を辞めて後悔したくない
- この記事の信頼性
仕事を辞めたらどうなるのか想像できない人が多いと思います。
実際に仕事を辞めても、生きていけます。
「仕事を辞めたら死んでしまう」
「退職したら生活できない」
など、ネガティブに考えてしまうのは、会社に呪いを掛けられているからです。
特に一つの会社に長く勤めていたり、転職した経験がなかったりする人は、会社へ依存しています。
私は30代で2度転職しており、転職先を決めずに仕事を辞めた経験があります。
仕事を辞めたら会社への依存がなくなり、人生を見直すきっかけになるでしょう。
本記では、30代で仕事を辞めた筆者の体験談をもとに、メリットやリスクを解説しています。
また、退職前にやっておいた方が良いことも合わせて解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
本記事でわかること
- 30代で仕事を辞めた筆者の体験談がわかる
- 30代で仕事を辞めるメリットとリスクがわかる
- 退職前にやっておいた方が良いことがわかる
目次
30代が仕事を辞めたら得られるメリットとは?
30代で仕事を辞めて得られるメリットは以下の3つです。
- 自由な時間が手に入る
- 自己成長や新たな挑戦ができる
- 心に余裕ができる
自由な時間が手に入る
仕事を辞めて得られるメリットの一つは、自由な時間が手に入ることです。
これは「休日に遊ぶ時間ができる」というような単純な意味だけでなく、生活を自分自身で設計し直すチャンスになります。
本を読んで新しい知識を得たり、運動をして健康を向上させたりする時間です。
働き盛りの30代にとって、人生について深く考える貴重な時間になるでしょう。
自己成長や新たな挑戦ができる
自分自身を成長させるためには、新たな挑戦が必要です。
新しいスキルを身につけたり、新しい趣味を始めたりできる時間が確保できます。
例えば資格の勉強やスポーツを始めれば、新たな興奮と喜びを体験することが可能です。
今までやりたかったことに、思い切り挑戦できるチャンスになります。
心に余裕が生まれる
仕事を辞めることで、忙しい日々から解放され、心に余裕が生まれます。
これは、精神的な健康を保つために非常に重要な要素です。
「仕事に行きたくない」
「嫌な上司と会いたくない」
会社や仕事のことを考えなくて済むだけで、大きなストレスから解消されますよね。
また心に余裕が生まれると、他人への気配りもできるようになるので、家族や友人との関係も良くなるでしょう。
30代が仕事を辞めるリスクと対処法
仕事を辞めることは、大きなメリットがある一方でリスクが伴います。
この章ではリスクと対処法を解説していきます。
- 生活費が不足する可能性がある
- 社会的信用が落ちる
- 離職期間が長いと転職で不利になる
生活費が不足する可能性がある
仕事を辞めるリスクの一つは、生活費が足りなくなることです。
今までは、会社員であれば決まった日に給料が振り込まれましたが、急に収入が途絶えます。
特に住宅ローンなど、毎月引き落とされる固定費がある場合は、注意が必要です。
「お金がない」と焦らないように、仕事を辞める前に家計を把握しておきましょう。
社会的信用が落ちる
会社員が仕事を辞めると、社会的信用が落ちます。
社会的信用が落ちると安定的な収入がないと見なされ、今までより審査が通りにくくなります。
- 賃貸の契約
- クレジットカード
引越やクレジットカードを作る予定がある場合は、退職前に済ませましょう。
離職期間が長いと転職で不利になる
離職期間が長いと転職で不利になることが、仕事を辞めるリスクの一つです。
私が退職について転職エージェントに相談したところ、転職で不利になる離職期間の目安は3ヶ月以上と教えてもらいました。
理由は、
「健康面で何か問題があるのでは?」
「即戦力にならないのではないか?」
など、企業側でマイナスなイメージが持たれるからです。
転職する予定がある場合は、できるだけ退職前に転職活動をはじめて、離職期間を短くしましょう。
30代で仕事辞めたら人生が楽しいと感じた筆者の体験談
仕事を辞めることは人生の大きなイベントです。ここからは私が30代で仕事を辞めたら人生が楽しいと感じた体験談を解説します。
- 会社の呪いから解放されて
- 視野が広がった
- 家族と過ごす時間が増えた
会社の呪いから解放された
私が仕事を辞めた後に感じた最初の変化は、会社の呪いから解放されたことです。
はじめて仕事を辞めたときは、習慣が変わることに違和感がありました。
「自分が会社を辞めたらみんなに迷惑が掛かる」
「仕事が回らなくなり会社が潰れる」
など、一つの会社に長く勤めているほど考えがちですが、これは洗脳です。
実際は自分がいなくても仕事は回るし、会社は潰れません。
仕事を辞めて1ヶ月後には呪いが解け、自由になれたと実感しました。
視野が広がった
仕事を辞めると心にゆとりが出るので、視野が広がります。
新卒で入社してから11年間、本業一筋でしたが、会社に依存したくない思いが強くなり副業をはじめました。
今では副業が楽しくなり、平日、休日問わず、ブログやWEBライターのお仕事をしています。
仕事を辞めると心に余裕が出て、今までの考え方が変わるきっかけになるでしょう。
家族と過ごす時間が増えた
家族と過ごす時間が増えたことも大きなメリットの一つです。
「お金の心配を掛けたくない」との思いから、仕事が第一優先で家族との時間を犠牲にした場面が多くありました。
妻に任せきりだった家事や子育てに携われるようになり、家族と過ごす時間の大切さを感じています。
子供と一緒に過ごせる時間は一生のなかで限られているので、かけがえのない思い出になるでしょう。
30代で仕事を辞めるべきかの判断基準
30代で仕事を辞めるべきかの判断基準は以下です。
- 仕事に不満や強いストレスを感じる
- 今の会社では成長できないと感じる
- 健康に不安がある
仕事に不満や強いストレスを感じる
仕事を辞めるべきかの判断基準の一つは、仕事に不満や強いストレスを感じるときです。
仕事によるストレスを感じ続けると、心身の健康に悪影響であり、長く働けなくなる懸念があります。
パワハラやセクハラなど、ハラスメントを受けている場合はすぐ退職を検討しましょう。
私は初めての転職でパワハラが横行している会社に入社してしまい、
「このままでは感情が麻痺する」
「このな生き方をするために転職したんじゃない」
と毎日ストレスを感じていたので、転職先を決めずに仕事を辞めました。
心身が壊れると元に戻るまでに時間が掛かるので、その前に退職することを強くおすすめします。
健康に不安がある
仕事を辞めるべきかの判断基準の一つは、健康に不安がある場合です。
体は最も大切な資産であり、適切な休息とケアをしなければ、仕事もプライベートも充実させられません。
以下の場合は要注意です。
- 会社に到着すると吐き気や頭痛など体に異常がでる
- 仕事のことを考えると動悸が止まらない
- 常にお腹を壊している
このような場合、まずは専門家の医師に相談する必要があります。
仕事を辞めるかどうかの判断材料の一つとしましょう。
今の会社では成長できないと感じる
今の会社では成長できないと感じるときは、仕事を辞めるべきか判断基準の一つです。
「毎日同じ作業を繰り返してる」
「尊敬できる上司に巡り会えない」
このようなに感じていると、成長できないと要因となります。
常に高みを目指している人に見られる傾向であり、転職を考えるきっかけの一つです。
理想の自分に近づけない環境であれば、新たな道を検討しましょう。
3ヶ月分の生活資金が確保できている
経済的な観点からも、3ヶ月分の生活資金が確保できていることは重要です。
転職先が決まっている場合でも、初任給までに期間があったり、急な出費に備えておく必要があります。
- 転職先が決まっていない
- 他に収入源がない
- 起業する
このような場合は、半年分の生活資金があると安心です。
自分の目的応じて、日頃から計画的に貯金をしていきましょう。
仕事を辞めて後悔しないように退職前にやっておくべきこと
最後に、退職を検討する際に考慮すべきいくつかの事項を提案します。
- 家族や友人に相談する
- 家計管理をはじめる
- 転職活動をはじめる
- 副業をはじめる
- 体を動かす習慣を身につける
家族や友人に相談する
仕事を辞める決断をする前に、信頼できる家族や友人に相談することが重要です。
1人で考えると視野が狭くなりがちですが、第三者目線からアドバイスを受けることで視野が広がります。
まずは自分の考えを正直に話してみましょう。
悩みを話すことで解決できる問題もあるので、身近な人に頼ることが大切です。
家計管理をはじめる
退職前に家計管理を始めることも大切です。
今までの生活と異なり、決まった日に給料が振り込まれなくなります。
特にボーナスを生活費やローン返済に充ている場合は、注意が必要です。
さらに転職先を決めずに退社する場合、以下の社会保険や税金の支払いがあります。
- 国民年金
- 健康保険
- 住民税
会社員の場合、社会保険は会社が半分負担してくれますが、今後は自分で払わなければなりません。
仕事を辞めた後の生活に困らないように、事前に家計管理を強くおすすめします。
転職活動をはじめる
転職活動をはじめることも、退職前にやっておくべきことの一つです。
転職先が決まるまでに最低でも2ヶ月〜3ヶ月掛かります。
なかなか内定が取れない場合は気持ちが焦り、妥協して入社すると後悔する可能性が高いです。
後悔しないために、退職前から転職活動をはじめましょう。
副業をはじめる
本業以外に収入があれば、仕事を辞めた後も気持ちに余裕が持てます。
また、副業の割合を増やせば本業にできるので、メリットが大きいです。
在籍中にやっておくべきことの一つは、副業です。
収入面だけではなく、新たなスキルや経験を獲得する良い機会となります。
体を動かす習慣を身につける
体を動かす習慣を身につけることは、心身の健康を保つために大切です。
退職後はお金、次の仕事に目が行きがちですが、体が資本であることを忘れてはいけません。
運動といってもスポーツのように激しく体を動かす必要はなく、散歩やをウォーキングで十分です。
自律神経が整えられ、メンタルも前向きになれるので、退職前に運動を習慣にしましょう。
まとめ
本記事では、30代で仕事を辞めた筆者の体験談をもとに、仕事を辞めたら得られるメリットやリスクについて解説しました。
会社への依存がなくなれば、視野が広がり、人生が楽しくなります。
退職するリスクに備えれば、30代で仕事を辞めても後悔しません。
退職前にやっておいた方が良いことを参考に、すぐの準備に取り掛かりましょう。