
- 解決できる悩み
- 工場への転職は難しい?
- どうやって転職活動をすれば良いの?
- 最短で転職したい
- この記事の信頼性

工場転職は難しいと感じている人は多くいます。
それは、転職の進め方を正しく理解していないからです。
私も初めての転職活動はなかなか上手くいかず、挫折しました。
でも安心してください。
コツを掴めば最短3ヶ月で転職できます。
この記事では、筆者が実際に2度の転職で最短で内定をもらった方法を詳しく解説します。
最後までお読み頂ければ、必ず工場転職で内定をGETできますよ。
ぜひ「ブックマーク★」して、いつでも読み返せるようにしておいてくださいね。
ステップ1:事前準備編 (目安期間:1ヶ月〜2ヶ月)
転職活動の事前準備次第で、内定までの期間が左右されるといっても過言ではありません。
自分の目標や計画・スケジュールを明確にする事で効率良く、短期間で内定という目標を達成できるので、
しっかりと事前準備を進めていきましょう。

事前準備は転職活動の基礎となる部分です。
あとはいくらでも応用が効くので頑張っていきましょう。
転職したい理由を明確にして「軸」を決める
転職活動を始めるにあたり「軸」を決める事が転職を成功させる鍵となります。
この「軸」が決まっていない状態で転職活動を始めると
必要以上に活動期間が長くなりモチベーションが維持できない
転職できた場合でも求めていた事と違って後悔する
といった原因になります。
実際に現職で感じている不満は何ですか?
一度紙に書き出して、整理してみましょう。
- 年収をアップさせたい
- 年間休日を増やしたい
- 残業を少なくしたい
- 勤務地を変更したい
- 転勤をしたくない
紙に整理できたら不満の中からどの悩みを一番解決したいのかを決めます。
私が転職したいと考えた理由は、「転勤」が間近に迫っていたからです。
子供の成長はあっという間であり、限られた子育ての時間を1日でも無駄にしたくないとの想いから「転勤がない会社」という軸を決めて転職活動をしました。

特に会社に不満はありませんでしたが、「家族との時間」を最優先しました。
「転職の軸」の作り方の詳細はこちらの記事で解説しています。
『転職の軸』が定まらずに思うように転職活動が進まない人必見!実例を基に『転職の軸』の作り方を徹底解説します
また、必ずしも転職が必要でなく、現職で悩みを解決できる場合がありますので、下記の記事を参考にして下さい。
人間関係で精神的に辛くなり、仕事に行きたくないと考えているあたなへ
捨てる「覚悟」を決める
実際に転職活動をして感じた事は、自分が求める条件を全て満たす企業は少ないということです。
全ての条件を満たす企業があった場合でもタイミング次第で募集が終了する可能性があり、チャンスの逃す事もあるので
妥協できるポイントを捨てる「覚悟」を決めましょう。
私は年収ダウン、年間休日が少なくなる事を妥協点として受け入れました。
転職前からデメリットの方が多いと分かっていましたが、「転勤がない会社」という軸を決め、覚悟を決めて転職する事ができました。

必ず妥協点は必要になるので検討していきましょう。
家族、友人に相談する事は大事ですが、最終的に転職を決めるのは「自分自身」です。
人の意見ばかり気にしていると不安が大きくなり転職を中々決断できなかったり、転職後に後悔に繋がりますので、「覚悟」を決めて取り組みましょう。
具体的なスケジュールを決める
転職活動のスケジュールを細かく決めていきましょう。
具体的な方法として、現職を退職する日を先に決め、そこから逆算してスケジュールを作成します。
新しい会社に○○月から入社したい!と思っても、現職の退職時のルール、業務の引き継ぎ等があるので自分の意思だけで判断できません。
自分勝手に行動してしまうと後味の悪い退職になってしまうので、計画的に進める事が大切です。
スケジュールの詳細が決まれば後は行動するのみです。
- 現職の労働規約・社内規約を確認して、退職の申し出は何ヶ月前に必要か確認する
- 「業務の引き継ぎ期間」を1ヶ月〜2ヶ月と考える
- 「実践期間」を1ヶ月〜2ヶ月と考える
- 「事前準備期間」を1ヶ月〜2ヶ月と考える

私の場合は、最短3ヶ月で内定を頂きました。
自己分析
自己分析は、自分自身を棚卸しをする事です。
相手に自分の事を知ってもらう為には、まず自分自身を理解しなければなりません。
自分での分析だけではなく、周りの人からの意見を取り入れるとより客観的に分析ができます。
- 自分の長所・短所を書き出す
- 周囲の人に自分に関する事を聞いてみる
実際に長所、短所を書き出し見ましょう。
『長所』 ・・・ 過去の経験から自分が得意な事、今後の仕事で活かせそうな事を洗い出す
『短所』 ・・・ 苦手な事でも克服できた事を洗い出す
ここで大事なポイントは、自分に正直になる事です。
決して短所が悪い事ではありません。
苦手な事に対してどのように向き合っているかを企業側は見ているので、ありのままの自分を表現しましょう。

ここで嘘をついても面接等で企業に見抜かれるので、ありのままで問題ないです。
「自己分析」のやり方については、こちらの記事で解説しています。
自己分析ができない人必見!転職を成功させる為の自己分析のやり方を3つのステップで徹底解説します
企業の情報収集
自分が求めている条件の企業について、情報収集を行います。
情報収集は「転職サイト」と「転職エージェント」を利用することをおすすめします。
『転職サイト』 ・・・ 載されている求人案件を見て、自分で企業へ応募するサービス。手軽に利用できますが、企業への応募、面接の日程調整など自分で対応する必要があります。
『転職エージェント』 ・・・ 求職者と採用企業の間に仲介者がいるサービス。求人案件を提案してくれたり、応募から内定まで企業とやり取りしてくれます。
私は相談しながら転職活動を進めることができる「転職エージェント」を利用することをおすすめします。
ただし、全て「転職エージェント」任せにするのではなく、自分の意志を持って進めるようにしましょう。
製造業・工場勤務の転職を成功させるための「転職サイト」「転職エージェント」についてはこちらの記事で解説しています。
製造業・工場勤務の転職を成功させるおすすめな転職サイト・転職エージェントをご紹介します
私が転職エージェントを利用して感じた、メリットとデメリットについてこちらの記事で解説しています。
【実体験】転職エージェントを利用して感じたメリットとデメリットを徹底解説します
企業の選びポイント
30代は自分の体の不調が出やすくなったり、
家族持ちの方は特にお子さんが体調を崩すことが多いと思います。
そんな時に「有給休暇」を利用できれば良いですが、
労働基準法により、入社から6ヶ月後に10日の有給休暇を付与している企業が多いと思います。
私の実体験により、企業選びの際は入社後すぐに「有給休暇」が付与される会社が良いと思いました。
詳細はこちらの記事で解説しています。
転職後は有給休暇がない?企業選びは入社後すぐに「有給休暇」が付与される会社をおすすめします
また、「転職しなければよかった」と転職後に後悔しない会社選び方のポイントについては
こちらの記事で解説しています。
「転職しなければよかった」と転職後に後悔しない会社選び方のポイントを解説します
ステップ2:実践編 (目安期間:1ヶ月〜2ヶ月)
ここからが実践編になります。目安期間としては1ヶ月〜2ヶ月を想定しています。
転職活動は企業に自分自身をどれだけ知ってもらえるかが重要ですので、しっかりと準備を進めていきましょう。
応募書類を作成する
求人に応募する際に提出する応募書類を作成していきます。
面接までたどり着くにはこの書類選考を通過しなければならないので、最初の壁になります。
応募書類は主に「履歴書」、「職務経歴書」の2つがメインとなります。
『履歴書』 ・・・ 基本的なプロフィールを確認するための書類です。氏名・学歴・職務経歴・住所・連絡先といった情報を中心に記載します。
『職務履歴書』 ・・・ 職務経歴書は、過去の仕事の内容や実績、そして仕事を通じて培ってきた知識・スキルを具体的表す書類です。

どうやって書くかわからないよーって、人でも安心して下さい。
転職サイトに業種ごとのフォーマットや実例が準備されているので参考にしましょう。
求人へ応募する
積極的に求人へ応募していきましょう。
応募といっても転職エージェントを利用すれば担当者が自分に代わって、企業へ応募手続きをしてくれます。
自分がやることはエージェントサイトのマイページいて「応募」ボタンを押すのみです。
1社に応募すれば良いの?と思うかもしれませんが、平均的な書類選考の通過確率は30%と言われています。
例えば一つの企業に100人の応募があった場合、書類選考を通過できるのは約30人という事です。
従って、確率から考えると6〜10社へ応募した方が良いと思います。
私の実体験としても、10社応募して書類選考を通過したのは3社のみでした。
書類選考がなかなか通らず悩んでいる方が多いと思います。
書類選考が通らない原因、通過するためのポイントについてこちらの記事で解説しています。
30代の転職活動で書類選考がなかなか通らない原因とは?書類選考を通過するためのポイントを徹底解説します。
大卒で工場勤務はどうなの?と思っている方はこちらの記事で参考にして下さい。
大卒で工場勤務は恥ずかしい?大卒こそ工場勤務をおすすめしたい理由
面接を受ける
書類選考が通過した後、面接になります。
面接では履歴書や職務経歴書に記載した内容以外に、具体的な過去の成功体験や課題を達成方法など、
さまざまな事が聞かれますので、事前にQ&Aを準備しておく必要があります。
私の実体験として失敗した事は、第1希望の企業を最初に受けてしまった事です。
約10年前に就活で面接をした以来だったのでとにかく緊張して、疲労感が半端じゃありませんでした。
面接慣れしておらず、応対が上手くできなかった事
第一希望という事を意識したので極度の緊張により、相手の質問が上手く聞き取りできなかった事
私と同じ失敗をしてほしくないので、解決法として以下の2つをおすすめします。
転職エージェントに面接対策を依頼する
複数の企業で面接を行い、面接慣れする

仕事をしながら就活する時間は限られているので、効率よく進めていきましょう。
面接で落ちてしまう原因と改善策についてこちらの記事で解説しています。
一次面接で落ちるのはやばい?製造業転職の実体験をもとに考えられる原因と改善策を解説します
内定獲得
内定が獲得できた後の対応についてご説明致します。
- 内定通知を受ける
- 労働条件を確認し、承諾・辞退を決める
- 入社日を借りで決める
- 現職へ退職する旨を伝え、退社日を明確にする
- 入社日の確定連絡をする
ちなみに私は企業への応募から内定通知への返事、入社に必要な準備まで企業と直接やり取りせず、全て転職エージェントが代わりに対応してくれました。
内定通知が来ると決められた納期内に回答を要求されます。
他の企業と迷っていてまだ選考途中であれば、正直にその旨を転職エージェントに伝えて日程調整をしてもらいましょう。
内定をもらったのに気持ちがモヤモヤすることがあると思います。
モヤモヤする原因と解消する方法についてこちらの記事で解説しています。
転職で内定をもらったけどモヤモヤする原因は何?解消する方法は「覚悟」を決めることです
現職へ退職を伝える
内定で一安心したと思いきや、私が一番大変だった事は退職手続きです。
- 退職届けを提出する
- 総務と退職手続きを行う
企業側への内定の返事、入社日等の調整はエージェント経由で連絡する流れになりますが
現職への退職する連絡は自分で行わなければなりません。
会社が嫌いで退職するのであればともかく、私は一身上の都合で退職する事を決めたので、お世話になった人に退職の旨を伝える事が憂鬱でしかありませんでした。

これが本当に大変です。転職活動で一番辛い事でした。
罪悪感を感じて、転職が申し訳ないと思っている人はこちらの記事を参考にして下さい。
転職は申し訳ない?仕事を辞める時に感じる罪悪感と上手に向き合う方法を徹底解説します
退職の旨を伝えた後も何度も面談を繰り返し、引き留めにありました。
私の友人はその面談で説得され、会社に留まる事になり、転職の機会を逃してしまいました。
大事なポイントは『絶対にやめる』という覚悟を持つ事です。
ここで引き留められても自分の人生を会社が一生保証してくれるわけではありませんので、自分が決めた道を進みましょう。
実際に引き止めに会い、会社に残って後悔した事例についてはこちらの記事を参考にして下さい。
退職を引き止められて心が揺らいでいる方へ!会社に残って後悔する理由と引き止めを押し切るポイントを徹底解説します
現職での引き継ぎ
現職で退職が承諾された後、約1ヶ月〜2ヶ月で引き継ぎを開始します。
- 自分の業務を棚卸し、リストにまとめる
- 上長に引き継ぐ担当者を相談する
- 引き継ぎを開始する

リストの他に、各々の業務の簡単な説明資料があると相手が理解しやすいですよ。
いざ転職へ
いよいよ新天地へ転職です。
最初が肝心なので、事前にしっかりと準備をして入社日を迎えましょう。
- 転職先で初日に提出が必要な書類を準備する
- 身だしなみを整える
- 入社日当日は、予定より15分前に到着するようにする
まとめ
本記事では最短3ヶ月で内定をもらった私が、実体験に基づく転職の進め方をご紹介させて頂きました。
転職活動は時間が必要であり、精神的にも体力的にも負担が大きくなります。
転職とは自分の一生を決める大事なイベントになるので後悔しないようにしっかり準備をしていきましょう。