
「転職したいけど、なかなか決断できない」
「転職活動はしてるけど、思うように進まない」
こんなふうに悩んでいませんか。
そんな悩みを解決する方法は『転職の軸』を定める事です。
『転職の軸』がブレていると途中で方向性がわからなくなり、転職活動が長引いてしまう原因になります。
また転職できた場合でも、「こんなはずではなかった」と転職後とのギャップに悩む原因にもなりますので
『転職の軸』をしっかりと定める必要があります。
私は製造業の工場勤務歴11年目の会社員で、2022年4月に転職を1回経験しています。
私は2回転職活動をしましたが、1回目は『転職の軸』が定まらずモチベーションが維持できずに失敗しました。
2回目は『転職の軸』を定めた事で3ヶ月で内定をもらう事ができました。
この記事は、私が実際に転職活動で取り組んだ実体験を基に『転職の軸』を定めた方法を徹底解説していきます。
この記事を読んでわかること
- 『転職の軸』がなぜ必要なのかがわかる
- 『転職の軸』の作り方がわかる
- 『転職エージェント』の必要性がわかる
『転職の軸』がなぜ必要なのか?
『転職の軸』が定まらないことに悩む人は多いと思います。
まずは『転職の軸』が必要な理由について解説していきます。

転職活動はブレない『転職の軸』を定めることが
成功の鍵となるので、しっかり作り込んでいきましょう。
『転職の軸』とは?
『転職の軸』とは、転職をするときに譲れない条件のことです。
転職の軸は広く知られている言葉で、「活動の方向性」や「企業選びの軸」 を意味するようですが明確な定義はありません。
よって、転職の軸を決める際は自分であらかじめ定義を決める必要があるので
私は転職をするときに譲れない条件と定義しています。
『転職の軸』がないとどうなる?
『転職の軸』がない場合や、定まらない場合の影響は大きく3つあります。
- 転職活動が長引いてしまい、内定をもらえない
- 転職できても理想とのギャップで後悔する
- 転職活動を繰り返してしまう
企業の求人は年々増加しているので、
「あの会社も良い、この会社も良い」と目移りしてしまい、転職活動が長引く原因になります。
また、転職できた場合でも「こんな会社だと思わなかった…」という後悔に繋がる恐れもあります。
しかし、『転職の軸』さえ定められれば転職の成功率は高くなるので、ブレない『転職の軸』を定め、転職活動に取り組みましょう。
『転職の軸』を定めるための具体的な2つステップ
『転職の軸』を定める方法は、下記の2つのステップになります。
「転職の軸」を定める2つのステップ
- 転職したい理由を明確にする
- 自己分析を行う

私の実体験を基に具体的なステップを丁寧に解説します。
『転職の軸』の作り方1:転職したい理由を明確にする
『転職の軸』を定める上で最も大切な事は、転職する理由を明確にすることです。
作り方を下記3つのステップに分けてご紹介します。
今抱えている不安や不満を実際に書き出す
今抱えている不満や不安を実際に書き出してみましょう。
〈例:転職したい理由の整理〉
- 年収、給料が少ない
- 休みが欲しい
- 残業時間が多い
- 転勤がある
- 人間関係に悩んでいる
不安や不満をさらに深掘りする
転職したい理由を一通り不安や不満を書き出した後は、さらに深掘りをして見ましょう。

実際に私が転職したい理由を深掘りした例で解説します。
〈例:私が実際に行った転職したい理由の深掘り〉
・上司の仕事への熱量が低くモチベーションが上がらない
→(○解決できる)努力して自分のモチベーションを上げる
・会社員をやめ、自分の力で稼げるようになりたい
→(○解決できる)副業から始められる
・通勤時間を減らしたい
→(×解決できない)会社の立地は変えられない
・直近で転勤がある
→(×解決できない)会社の方針であり断ることはできない
→(×解決できない)単身赴任となり、家族と過ごせる時間が少なくなる
絶対に譲れない悩み事を決める
転職したい理由を深掘りしたら、その中で絶対に譲れない悩み事を決めます。
〈例:私が絶対に譲れないと決めた悩み事〉
・直近で転勤がある
→(×解決できない)会社の方針であり断ることはできない
→(×解決できない)単身赴任となり、家族と過ごせる時間が少なくなる
私はこの悩みが「転職したい理由」と明確にする事ができました。

私は家族との時間を大切にしたいという思いが一番強かったです。
『転職の軸』の作り方2:自己分析を行う
退職したい理由の整理ができた後は、改めて自己分析を行います。自己分析は、4つのフェーズに分けて考えるのがおすすめです。上から順番に、自己分析を進めてみましょう。
過去の業務内容を整理する
これまで経験してきた業務内容を整理して見ましょう。
また、転職経験があれば前職で行なっていた業務内容を同じように整理してみて下さい。
ここでは業務内容とスキルを合わせ書くことで、今後の転職活動での書類作成時に役立ちます。
〈例:過去の業務内容の整理〉
- 生産計画の作成(Excle)
- 不具合報告書の資料作成(PowerPoint)
- 生産ラインの稼働状況報告(生産台数まとめ/作業時間まとめ)
- 改善事例の提案(提案件数/採用件数)
- 新人教育(作業指導/OJTの計画作成)

スキルと聞くと難しく考えがちですが、
普段行っている業務が実際のスキルとなるので安心して下さい。
得意・不得意分野をまとめる
業務内容とスキルの棚卸しができたら、それぞの仕事内容を得意・不得意に分類してみましょう。
ここでは、上司に褒められた事例や、第三者から評価が良かった事を参考にする事で、より正確な分類ができると思います。
やりたい・やりたくない仕事をまとめる
今まで行ってきた仕事が楽しかったか、苦ではなかったかで判断することがポイントです。
また同じ業種に転職したいのか、別な分野へ挑戦したいのか切り分けもできると思います。

ここまで整理できれば、過去から現在までの
自分が客観的に見えてくるはずです。
一人で悩まず『転職エージェント』を利用しよう
ここまで『転職の軸』の定め方を解説してきましたが、
方向性が合っているのか分からない
周囲の人に相談できない
と悩んでい人も多いと思います。
そんな悩みを解決する方法は、『転職エージェント』を利用する事です。
『転職エージェント』は無料で登録でき、企業への応募〜内定まで一切利用料はかかりません。
無料で利用できる上、転職活動の専門家にアドバイスをもらえるサービスを利用しないと損します。

私も『転職エージェント』を利用して内定を
もらう事ができましたので、ぜひおすすめします!

まとめ:『転職の軸』の作り方を押さえて転職を成功させよう!
『転職の軸』の作り方について2つのステップを解説しました。
「転職の軸」を定める2つのステップ
- 転職したい理由を明確にする
- 自己分析を行う
軸が定まっていれば転職活動を迷いなく進めることができますので、しっかりと時間をかけ、将来設計を行っていきましょう。
また一人で悩まずに「転職エージェント」を利用することが転職を成功させる近道になるので、ぜひ検討してみて下さい。