
「一次面接がまったく受からない」
「一次面接で落ちるのはやばいのか」
そんなふうに悩んでいませんか。
せっかく書類選考を通過できたのに、一次面接で落ちると落ち込みますよね。
この記事を読めば、私の製造業転職の実体験をもとに、一次面接に落ちた考えられる原因と改善策がわかります。
私は2022年4月に転職を1回経験している、製造業の工場勤務歴12年目の会社員です。
自分なりに面接で落ちた原因を分析して改善を繰り返し、転職活動を始めて3ヶ月で内定をもらうことができました。
それでは「製造業転職の実体験をもとに考えられる原因と改善策」を詳しく解説していきます。
そもそも一次面接の通過率は?
書類選考を通過した後の一次面接の通過率は、平均的に30%前後と言われています。
つまり、一つの企業に100人から応募があった場合、
書類選考を通過できる人が30%【30人】
一次面接を通過できる人がさらに30%【9人】
最終面接を通過して内定をもらえる人は50%【4〜5人】
ということになります。

私は10社応募▶︎書類選考通過が3社▶︎一次面接通過が2社でした。
一次面接で第一志望の企業に落ちてとても落ち込みました。
一次面接が通過できなかった考えられる原因【実体験】
私が転職活動を始めて、初めて一次面接を受けて落ちた時の実例になります。
落ちた後はとても落ち込みましたが、次の面接に活かせるように分析を行い、
考えられる原因をまとめました。

製造業の大手企業の一次面接を受けた際の実例になります。
なぜ落ちたのか自分なりに分析したので参考にして下さい。
学生時代の研究内容が回答できなかった
面接の初めの質問で、
「学生時代の研究内容について説明して下さい」と質問されましたが、
上手く回答することができませんでした。
学生時代の研究内容が回答できなかった原因
- 面接対策で現職の業務内容、自己PRの説明を中心に練習していたので油断していた
- 学生時代は10年前であり、当時の記憶があいまいで研究内容を思い出せなかった
面接の回答では、学科の専攻の話で乗り切りましたが、あまり良くない印象だったと感じました。

学生時代の話は完全に不意をつかれました。
現職の仕事内容だけではなく、学生時代の成果や研究内容など振り返っておくことをおすすめします。
他責っぽい言葉が出てしまった
直近の流出不具合の対応について
「あなたが実際に行ったことはなんですか?」と質問されましたが
上手く説明することができませんでした。
他責っぽい言葉が出てしまった原因
- 選んだ直近の流出不具合内容が良くなかった(調査中の案件を選んでしまった)
- 別部門が対応していたこともあり「他の部門が原因を調査しています」と回答してしまった
面接官からすると途中経過も把握していないのでは?他責にしているのでは?と
思われてしまったと感じました。

質問に回答することでいっぱいになってしまったので
焦らないことが大事だと思いました。
応募書類と面接時に説明した自己PRの内容に相違があった
応募書類と面接時に説明した自己PRの内容に相違があり、
上手く伝えることができませんでした。
応募書類と面接時に説明した自己PRの内容に相違があった原因
- 応募書類作成時の自己分析不足
面接官には説明の内容と応募書類に書かれている内容が違うぞ?と違和感を与えてしまったと思いました。
このように自己分析をしないまま応募書類を作成すると、後で修正する必要が出てきてしまうので、
自己分析をしっかり行いましょう。
自己分析の方法についてこちらの記事を参考にして下さい。
自己分析ができない人必見!転職を成功させる為の自己分析のやり方を3つのステップで徹底解説します
面接の雰囲気に慣れていなかった
転職活動を始めて、初めての一次面接だったこともあり、
面接官の質問を聞くことが精一杯で、受け身になってしまいました。
面接に慣れていない原因
- 書類選考が通過してから面接練習をしたので、練習期間が短かった
- 面接の数をこなせていなかった
対応がぎこちなかったので、面接官に入社したいという意志が上手く伝われなかったと感じました。

完全に練習不足でした。書類選考が通過したので「受かるだろう」と
安易な気持ちが少なからずあったと思いますので反省しました。
Web面接の最中に通信が途切れてしまった
面接の評価に直接影響したかは分かりませんが、
Web面接中に通信が途切れてしまい、インターネットに接続できない時間が数分ありました。
面接に慣れていない原因
- Web面接で使用する部屋のインターネットの通信状況の確認が不足していた
- ルーターから遠い部屋を使用していた
Web面接が始めてだったこともあり、事前にインターネットの通信状況の確認が不足していました。
途中で通信できない時間が数分ありましたので、面接官への印象は良くなかったと感じました。

Web面接の場合、事前に通信確認を念入りに行いましょう。
会話の途中で通信が途切れてしまい、そこから集中力がなくなってしまいました。。
一次面接を通過するための改善策
面接練習は声に出して行い、客観的に繰り返し見直すことが重要です。
以下のポイントを押さえて練習していきましょう。
面接練習のポイント
- 基本的なマナーができているか(入室〜退室まで)
- 表情は暗くないか、相手の目を見て話せているか
- 話すスピードは適切か、声の大きさは適当か
- 聞き手にわかりやすい説明になっているか
- 質問に対する回答になっているか
- 話の内容に一貫性があるか
- 仕事に対する熱意、入社意欲が伝わってくるか
転職エージェントの模擬面接サービスを活用する
リクルートエージェントの模擬面接サービスを受けることで、
より実践的な模擬面接を受けることができます。
リクルートエージェントの模擬面接サービスの特徴
- 大手企業の人事や人材コンサルティング会社で長年経験を積んだ「採用のプロ」が担当してくれる
- 話の内容が伝わっているか、論理性や一貫性があるかなどプロの視点でチェックし、フィードバックしてもらえる
- 実際の面接の雰囲気を体感できる
- 登録料・利用料が無料で利用できる
まだリクルートエージェントに登録されていない方は、早めの登録をおすすめします。

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家族や友人に面接官になってもらう
家族や友人などに模擬面接に協力してもらう方法です。
恥ずかしさがあると思いますが、本番を想定して真剣に取り組むことが大切です。
身だしなみ、話すスピード、話し方、表情などのチェックは十分有効です。
ただ、面接のプロではないので、志望動機や自己PRの改善目的にはあまり向かないかもしれません。

家族や友人の身内だと照れくさいですよね。
そこを真剣に取り組むことで面接の雰囲気になれることができますよ。
自分の動画を録画して確認する
一人で面接練習をすることも可能です。
ポイントはスマホなどで自分の動画を撮り、見返して修正いくことをおすすめします。
客観的に判断することで、身だしなみ、話すスピード、話し方、表情などのチェックができます。

自分が完璧だと思っていても不十分な点があると思いますので、
動画を撮って客観的に見返していきましょう。
まとめ:一次面接で落ちるのはやばくない!対策をしっかりして面接に挑もう
私の製造業転職の実体験をもとに、面接をして落ちた原因を自分なりに分析し、改善策について解説しました。
一次面接が通過できなかった考えられる原因【実体験】
- 学生時代の研究内容が回答できなかった
- 話他責っぽい言葉が出てしまった
- 応募書類と面接時に説明した自己PRの内容に相違があった
- 面接の雰囲気に慣れていなかった
- Web面接の最中に通信が途切れてしまった
一次面接を通過するための改善策
- 転職エージェントの模擬面接サービスを活用する
- 家族や友人に面接官になってもらう
- 自分の動画を録画して確認する
一次面接に落ちてもやばくはありません。
落ちた原因を自分なりに分析して改善していくことが重要です。
自分一人で悩まず、転職エージェントや友人、家族に協力してもらい面接力を高めていきましょう。
以上のことを参考にして、一次面接を通過してもらえたら嬉しいです。