「転職に失敗、後悔したくない」
「転職に失敗しない対策を知りたい」
こんなふうに悩んでいませんか。
そんな悩みを解決するために「後悔しない転職に必要な4つの対策」について解説します。
なぜ転職後に失敗した、後悔したと感じる人がいるのでしょうか?
それは自己分析をあまりせずに理想のみで転職してしまったケースや
入社前の話と違ったというケースなどいろいろあると思います。
そんな失敗や後悔しないリスクを減らすために、転職活動中にできる限りの対策をしていきましょう。
私は製造業の工場勤務歴11年目の会社員で、2022年4月に転職を1回経験しています。
転職後にギャップを感じることは当たり前なので、それを転職活動時点で知っていれば受け入れる覚悟ができます。
この記事では企業分析・情報収集について詳しく解説していますのでぜひ参考にして下さい。
この記事を読んでわかること
- 「転職に失敗した」と後悔している人の不満がわかる
- 後悔しない転職に必要な4つの対策がわかる
- 表面上の企業情報の他に、「口コミ」が参考になることがわかる
目次
「転職に失敗した」と後悔する3つの不満
転職後に失敗した、後悔したというケースは少なくありません。
実際にどのようなことで後悔しているのか、不満があるのか代表例を紹介していきます。
転職後の社風・職場環境への不満
転職先の社風に合わず、職場環境に馴染めず後悔した事例が多く見られます。
求人票には「アットホームな雰囲気」と書いてあったけどパワハラ体質だった
面接では「上下関係がなく、部署間の仲が良い」と言っていたけど、常に責任を押し付け合っている
など、実際にイメージと違ったと感じてしまうことがあるでしょう。
転職先の職場の雰囲気は入社前にわからないことが多いため、入社後しばらくしてから気付くパターンがほとんどです。
私の実体験としても、社風・職場環境は入社前後でかなりのギャップがありました。
転職後に感じた前職とのギャップについては、こちらの記事を参考にしてください。
転職後の仕事内容への不満
応募した求人と実際に任せられた業務内容にギャップがあり、不満や後悔を感じる事例も見られます。
製造業での例として、
組立作業をする仕事内容であったが、検査作業が中心になっている
デスクワークの仕事内容であったが、現場の作業もする必要がある
など、業務内容のギャップは転職に後悔する大きな一因となります。
他の業務をやる可能性について求人票に書かれているか事前に確認し、
最終的には面接時にしっかり確認をとりましょう。
転職後の待遇への不満
勤務時間や残業時間、給与、休暇などが求人票や面接時の説明と異なる待遇だったという事例も見られます。
残業時間は基本2時間以内と言われたが、トラブル多くが2時間を超える日が多い
有給休暇は与えらえたが、休みが取れる雰囲気でない
ここでも求人票の内容を素直に受け止めるのではなく、
気になるポイントとして面接時に質問する事が重要です。
有給休暇は労働者の権利です。
面接時に有給消化率を確認しましょう。
後悔しない転職に必要な4つの対策
表面上の企業情報のみでは、転職後に後悔するケースがあります。
ここからは、後悔しない転職に必要な4つの対策について解説していきます。
転職の軸を決める
『転職の軸』を決めるには以下の2つが重要です。
- 転職したい理由を明確にする
- 今抱えている不安や不満を書き出す
- 不満や不安を深掘りする
- 絶対に譲れない条件を決める
- 転職後に後悔しないための条件を決める
なぜ転職したいのか、解決したい問題点や実現したい事を見える化する事で、
企業とのミスマッチをできるだけ避けることができ、スムーズに応募先を絞る事ができます。
「転職の軸」を決めることで、絶対転職する!という
覚悟が決まるのでブレずに転職活動を進められます。
『転職の軸』の作り方については、こちらの記事で解説しています。
『転職の軸』が定まらずに思うように転職活動が進まない人必見!実例を基に『転職の軸』の作り方を徹底解説します
自己分析を徹底に行う
『自己分析』は以下の3つのステップをおさえて分析を進めることが重要です。
- 自分の性格について分析する
- 仕事においてどのような考え方をしているか
- どんな行動をとりやすいか
- 自分のキャリア・スキルを棚卸しする
- どんな仕事に取り組んできたか
- どんな成功体験、失敗体験をしたか
- 具体的に発揮できたスキル、能力は何か
- 自分の強みを見つけ、言葉にする
- 具体的な体験談を交えて言葉にする
改めて自分の性格やキャリアなどを、紙に書き出したり言葉にすることで
自分が理解していなかった部分や新たな気づきがあると思いますので、実践していきましょう。
『自己分析』のやり方については、こちらの記事で解説しています。
自己分析ができない人必見!転職を成功させる為の自己分析のやり方を3つのステップで徹底解説します
企業分析・情報収集を行う
「転職の軸」「自己分析」が終われば自分の転職先の方向性が見えてきたと思います。
ここでのポイントは、転職先で自分のやりたいことや、目的が達成できるかを見極めることが重要になります。
まずは事前に確認できる求人票、会社のホームページ等から徹底的に調べましょう。
転職後に後悔しないように、ここに時間をしっかりとかけましょう。
- 仕事内容
- 自分が転職したい職種、業種と合っているか
- 自分の経験が活かせるか、チャレンジできる場が与えられる環境か
- 具体的にどのような業務内容か言葉で表現されているか
- 給与
- 基本給はいくらか
- 家族手当、住宅手当はあるか
- 残業代は時間に応じて支給か、固定残業代か
- 賞与はあるか、支給回数は明確になっているか
- 昇給、回数の基準が明確になているか
- 交通費は支給されるか
- 働き方
- 勤務地はどこか
- 雇用形態は正社員かそれ以外か
- 通勤手段の指定はあるか
- 平均的な残業時間はどのくらいか
- フレックス勤務、テレワークは可否について
- 評価制度
- 昇給制度や人事制度は自分の働きが適正に評価される仕組みか
- 組織面
- 定着率や離職率について
- 従業員の比率はどうか
- 経営理念に共感できるか
- 社風は自分に合っているか
- 社内環境は馴染めそうか
在籍していた人の「口コミ」を確認する
求人票や会社のホームページは表面上の情報であり、
実際の社内の雰囲気や仕事内容など転職前に確認することはなかなかできません。
そんな時に便利なサイトが「転職会議」になります。
転職会議では、在籍中の方、在籍していた方の口コミが書かれているので
気になる求人の社内の情報を参考にすることができます。
登録料は無料なので一度利用してみる価値はあります。
【公式サイト】https://jobtalk.jp/
まとめ:後悔しない転職活動をしよう
後悔しない転職をすることは、転職活動中にどれだけ企業について深く詳細を知ることができるかが重要なポイントです。
今回は後悔しない転職に必要な4つの対策について解説しました。
時間は掛かるかもしれませんが、転職後に後悔すると考えたら決して無駄な時間ではないのでしっかり企業分析・情報収集を行なっていきましょう。