- 解決できる悩み
- 転職して1ヶ月目は給料なし?
- 転職後の初任給はいつになるの?
- 転職して給料日までの生活費はどのようにすれば良い?
- この記事の信頼性
転職活動の不安要素として、転職して1ヶ月目の給料はいつもらえるのか気になる人が多いです。
結論からいうと、初任給の支払日は会社ごとに異なります。
給料日の支払いは以下2つのケースです。
入社した月に給料がもらえる”当月払い”
入社した翌月に振り込まれる”翌月払い”
これを知らずに転職したことで、生活費に困っている人もいるでしょう。
本記事では、転職して1ヶ月目の給料日と入社後に困らない対処法を解説していきます。
また、入社後に困った場合の対処法も合わせて紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
「転職した月に給料がほしい!」という方は、大手メーカーへの転職がおすすめです。
転職方法については、『未経験から工場で働く方法!30代からでも2社内定した方法を教えます!』で解説しています。
目次
転職して1ヶ月目の給料はいつもらえる?
転職して1ヶ月目の給料の支払日は、会社ごとに決められている会社規則によります。
- 入社した月に給料がもらえる”当月払い”
- 入社した翌月に給料がもらえる”翌月払い”
詳しく見ていきましょう。
入社した月に給料がもらえる”当月払い”
入社した月に給料がもらえる”当月払い”は、会社規則で以下のルールとなっているケースが多いです。
- 月末締め”当月⚫︎日払い”
- ▲日締め”当月⚫︎日払い”
それでは4月1日入社した場合の事例で解説します。
月末締め”当月25日払い”の事例
”月末締め25日払い”の場合は、4月1日から4月30日分の給料が”満額”で4月25日にもらえます。
実際は4月30日まで働いていない状態で、4月25日に給料をもらえるので1ヶ月分の給料が”前払い”です。
注意点として、残業代は4月30日まで働いてみないと確定しないので、翌月の給料と合わせて支給されることを理解していきましょう。
15日締め”当月25日払い”の事例
”15日締め25日払い”の場合は、4月1日から4月15日に働いた分の給料が”日割り”で4月25日にもらえます。
本来であれば前月の3月16日から4月15日分の給料となるので、満額で初任給がもらえない場合がほとんどです。
残業代は合わせて支給されますが、締め日によってもらえる金額がさらに少なくなるので、事前に把握しておきましょう。
入社した翌月に給料がもらえる”翌月払い”
会社規則で”翌月払い”となっている場合は、入社した翌月に給料が支払われるケースです。
- ▲日締め”翌月●日払い”
”翌月払い”は多くの企業で採用しているルールで、決められた締め日によって給料が計算されています。
4月1日入社した”月末締め当月15日払い”の事例は以下です。
月末締め”翌月15日払い”の事例
月末締め”翌月15日払い”の場合は、4月1日から4月30日分に働いた分の給料が、翌月の5月15日に支払われます。
この場合、4月1日から5月14日まで給料がもらえないので、”当月払い”と比べると無給期間な長くなるので注意が必要です。
さらに前職を退職してからの離職期間が長い場合は、生活費に困らないように計画的に転職活動をしましょう。
”当月払い”と”翌月払い”のメリット・デメリット
”当月払い”と”翌月払い”のメリットとデメリットを解説していきます。
”当月払い”のメリット・デメリット
当月払いのメリットとデメリットは以下です。
当月払いの場合、入社した月に給料が支払われるので生活費の確保が容易になります。
しかし、給料締め日が月末に近いため、月末に入社した場合は当月中に満額の給料が支払われる可能性は低く、翌月の給料日まで待つ必要が出てきます。
当月払いは生活費の確保が容易ですが、働いた分が全て給料に反映されない可能性があるため、給料日をしっかりと確認することが重要です。
”翌月払い”のメリット・デメリット
翌月払いのメリットとデメリットは以下です。
翌月払いの場合、働いた分の給料が翌月に支払われます。
会社によって”日給月給制”を採用しているケースがあり、入社日によっては働いていない日分の報酬が減額されることがありますので、必ず入社する会社のルールを確認しましょう。
一方でデメリットは、給料が翌月に振り込まれるので、給料日までの生活費の確保が難しいことです。
例えば、翌月払いの企業で4月に入社した場合、4月分の給料は5月になってから支払われます。そのため、1ヶ月間の生活費は貯金や前職の給料でまかなう必要があります。
翌月払いのメリットとデメリットを理解して、初任給が手元に入るまでの生活費の計画をしっかりと立てましょう。
転職後の初任給が支払われるまでの実例
実際に私が2回転職した会社の給料日を公開しますので、参考にしてみてください。
転職1社目:月末締め”翌月10日払い”
転職1回目の中小企業では、給料日が月末締め”翌月10日払い”でした。
都合により4月1日(金)の入社ではなく、4月4日(月)に入社したので、4月4日から4月30日までの給料が、翌月5月10日に支給されました。
また”日給月給制”を採用している企業のため、働かなかった4月1日分の報酬が減額され、前職の給料日である3月25日から無給期間が長かったです。
入社時にもらった雇用契約書に”締め日”と”支給日”が記載されていましたが、あまり気にしていなかったことを後悔しました。
転職2社目:月末締め”当月25日払い”
転職2回目の大手メーカーでは、給料日が月末締め”当月25日払い”でした。
入社日が12月1日、初任給が12月25日支払い予定日でしたが、25日(日)が休日だったので、12月23日(金)に支給されました。
転職1社目を9月30日に退職し、約2ヶ月間無給状態で生活費に困っていましたが、当月払いだったのでとても助かりました。
大手メーカーと中小企業の違いについては、こちらの記事で解説しています。
転職後の生活費に困らない方法
転職後の生活費に困らない方法は以下です。
- 入社前に給料日を確認しておく
- 生活資金を貯めておく
- 固定費を見直しておく
それぞれ詳しく見ていきましょう。
入社前に給料日を確認しておく
転職後の生活費に困らない方法の一つは、転職前に新しい職場の給料日を確認しておくことです。
新しい職場の給料日を知っておくことで、初任給の受け取り時期を予測でき、生活費の計画を立てやすくなります。
私は転職時に給料締め日と給料日をあまり気にしなかったので、転職後の生活費に困りました。
面接時や採用が決まった段階で、雇用契約書などを確認することを忘れないようにしましょう。
面接時に聞き忘れた場合でも転職エージェントを利用していれば、代わりに企業へ確認してくれますよ。
生活資金を貯めておく
転職前に一定の生活資金を貯めておくことが、転職後の生活費に困らない方法の一つです。
給料日までの生活費は、転職前に一定の生活資金を貯めておくことで安心した日々を過ごせます。
可能であれば新たな職場での初任給までの生活費として、3ヶ月分の貯蓄が理想です。
貯蓄の目安は、最低でも初任給までの生活費をカバーできる程度が望ましいでしょう。
固定費を見直しておく
転職前に固定費を見直し、不必要な出費を削減することが有効です。
特に転職に伴う収入の変動が予想される場合、不必要な固定費を削減することで、生活費の圧迫を軽減できます。
例えば固定費の削減事例は以下です。
- 住宅ローンの金利を見直しておく
- 安い賃貸へ引っ越しておく
- 不要な保険を解約する
- 無駄なサブスクリプションを解約する
- スマホやインターネットの通信費を見直す
支出を抑えることで家計を大幅に改善できるので、必要な固定費を見つけて削減することが大切です。
「自分一人ではめんどくさい」
「家計の見直しが苦手」
そんな方は、お金の悩みを無料でスッキリ解決できる「ファイナンシャルプランナー」がおすすめです。
転職してお金に困った時の対処法
転職してお金に困ったときの対処法は以下です。
- 貯金を切り崩す
- 不用品を売る
- 副業する
- クレジットカードを利用する
貯金を切り崩す
急な出費が必要な場合や収入が減少したときの対処法の一つは、貯金を切り崩すことです。
貯金は、緊急時の資金源として活用できますが、貯金を切り崩すことはあくまで一時的な対策であり、その後の貯蓄計画を立て直す必要があります。
住宅ローンや家賃、公共料金など支払いができないと生活に支障をきたすので、一時的な手段として有効です。
せっかく積み上げた将来的な資産が阻害されないよう、計画的に使用しましょう。
不用品を売る
不用品を売って一時的に資金を得ることも、お金に困ったときの対処法の一つです。
オンラインのフリマアプリやオークションサイトを活用し、自宅にある不用品を売ることで、手軽に資金を得られます。
私は無職期間の間、使用していない日用品や不用品をオンラインのフリマアプリで販売し、生活費の足しにしました。
手間が掛かる点デメリットですが、少しでも生活費を補う手段としておすすめです。
副業をする
お金に困ったときの対処法の一つは、副業をすることです。
現代では、在宅でできる副業やフリーランスの仕事が増えていますので、クラウドサービスなどを利用して、生活費の捻出が容易になります。
私は2回目の転職が決まるまで2ヶ月間無職だったので、その間にWebライターの仕事を始め生活費の足しにしました。
ただし、雇用保険をもらうのであれば受給できる条件があるので、詳細については最寄りのハローワークに確認してからはじめましょう。
クレジットカードを利用する
クレジットカードを利用することで、一時的に生活費を確保することが可能です。
キャッシング機能を持つクレジットカードを利用すれば、一時的に借入できます。
ただし、利息負担や返済計画を考慮する必要があるので、基本的にはおすすめしません。
クレジットカードの利用は最終手段とし、転職後に確実にお金を返せる予定が立っている場合のみ利用しましょう。
まとめ:入社前に給料日を確認しよう!
本記事では、転職して1ヶ月目の給料日と入社後に困らない対処法を解説しました。
初任給は企業の給料締め日や入社日により異なるので、転職後の生活費の確保は重要です。
入社後の生活費に困らない方法をしっかりと理解しておきましょう。
- 入社前に給料日を確認しておく
- 生活資金を貯めておく
- 固定費を見直しておく
また、万が一お金に困ったときの対処法も解説しました。
- 貯金を切り崩す
- 不用品を売る
- 副業する
- クレジットカードを利用する
以上の情報を参考にして、転職後の生活費に困らないように知識を深めて頂ければ幸いです。
Q&A
Q1: 転職した後、初任給はいつもらえるのでしょうか?
A1: 初任給の支払いは企業の給料締め日や入社日によって異なります。給料締め日が月末であれば、翌月末に初任給が支払われることが一般的です。しかし、これはあくまで一例であり、各企業の給与支払いルールに従います。
Q2: 転職後の生活費をどのように確保すればいいのでしょうか?
A2: 転職後の生活費の確保には、入社前に給料日を確認し、生活資金を貯めておくことが重要です。また、固定費の見直しも有効です。必要に応じて、副業を始めたり、不用品を売るなどして一時的な収入を得ることも考慮に入れてみてください。
Q3: 転職後にお金に困った場合、どのように対処すればいいのでしょうか?
A3: お金に困った時の対処法として、貯金を切り崩す、不用品を売る、副業を始める、クレジットカードを利用するなどの方法があります。ただし、これらはあくまで一時的な対策であり、長期的な生活設計に影響を及ぼさないように注意が必要です。